『北極圏を目指す冒険ウォーク2019』を終えて
〜 各メンバーより〜 ※5月11日現在
安藤優汰 22才 静岡県出身
まずメンバー全員無事にゴールできてよかったです。
北極はとても壮大な世界でした。そんな世界で未知の経験ばかりの中、いろいろなことを感じ、考えました。
今回の冒険ウォークで目に焼き付けた北極の景色やさまざまな思い出は忘れることはないと思います。
そして、一生の仲間に出会えました。ありがとうございました。
飯島啓方 24才 愛知県出身
池田未歩 19才 北海道出身
600km先のゴールが途方もなく遠くに感じ、先を憂いて辛い日もあったけれど、みんながいたから頑張れました。行為の意味はまだわからないけれど、この出会いは間違いなく一生の宝物です。
貴重な機会を設けてくださりありがとうございました。
市川貴啓 28才 三重県出身
参加する前の自分は、将来に対してフワッとした不安を抱えていました。「人生において、もう感情のピークは過ぎ去ってしまったんじゃないか」と。
しかし、そんな悩みは全くの杞憂で、北極では毎日、毎日、大きく心を動かされている自分がいました。それは、北極という全てが剥き出しな空間の魅力だったり、普段ではあり得ないほど濃密に関わる他者の事だったり、強制的に向き合わされる自分についてだったり。甘美なものばかりではなく、苦く辛い感情が高まることもありましたが、日本にいた時より"生"を感じられた気がします。
今回経験した感情が今後の自分の行動にどう変化をもたらすのか、今はまだ整理ができていません。けれど、この旅で出合った新しい感情とその感情の先にある思考のタネは、自分の中で生き続けていくんだろうな、と思っています。
大和田篤 22才 千葉県出身
無事にゴール出来て良かったです。
自分は日々の生活にどこか物足りなさがあり、今回の旅に参加させて頂きました。実際に北極圏を歩いてみると、炭酸飲料は飲めないし、お肉も食べられない結構不自由な環境でした。
日本での当たり前が北極圏では当たり前ではなくなる、そうなった時に初めて日本での生活のありがたさを理解する事ができました。
貴重な体験を提供してくださった荻田さんにはとても感謝しております。そして助けてくれた仲間や関係者の方、両親にも感謝の気持ちを述べたいと思います。
ありがとうございました!!
小倉秀史 23才 東京都出身
北極と聞いて単純に「行きたい!!」、ただそれだけを思い参加しました。
いざ行ってみると自由な大自然の中で14人だけの広くて狭い世界があり、互いに助け、励まし合い、厳しくも楽しい非日常的な旅を満喫できました。
北極という素敵な場所を旅する事ができ、荻田さんとの出会いにとても感謝しています。
そしてこれからも挑戦する勇気を忘れず、未知なる世界を冒険したいと思います。
小菅史人 25才 群馬県出身
今回の冒険ウォークは、日本での準備を含め、とても楽しく充実したものになりました。また、北極では始めてみる景色や初めての経験ばかりで、自分の中の世界が広がった気がします。この経験を通し自分がどのように変わったのか今は分かりませんが、これからの人生は自分が想像していたものとは少し違うものになりそうです。
西郷琢也 25才 兵庫県出身
初めてのことばかりで、楽しい時間がたくさんありました。それと同時に僕にとっては本当に辛い時間が長く、記憶に残る冒険になりました。
リーダーとして、ナビゲーターとして、隊の一員として、いかに自分が何も出来ない未熟者であるか再認識しました。
最後まで何一つ上手く出来ませんでしたが、“今の自分のリアル”を実感出来ました。辛かったからこそ、これからの人生の糧になると思います。
こうした、自分を見つめ直す最高の“キッカケ"と“場”を頂きまして、荻田さん始め皆さまには本当にに感謝しています。
まだまだこれからだ!!!!
諏訪順也 24才 東京都出身
今回は北極という未知の空間を、荻田さんというすごい冒険家のそばで感じることができ、本当に良かったです。
今まで自分が生きていた世界は表面的で狭いものだと感じるとともに、狭めているのは自分自信だという事に気付きました。これからは今回の北極での経験を糧に自分のしたい事に素直に全力で取り組んでいきたいです。
花岡凌 26歳 長野県出身
生きている事を実感する刺激的な冒険でした。
この経験が何の意味を持つのか、どう持たせるのかをよく考えて日々を送っていきたいと思います。
荻田さん、僕らをクライドリバーまで連れていってくださり、ありがとうございました。
松永いさぎ 23才 埼玉県出身
一日一日を生きるのが精一杯の日々でした。いつもより時間だったり身体を感じて過ごしていた気がします。
色々な人に助けていただいて、ゴールすることができました。感謝の気持ちでいっぱいです。
北極行は終わったけれど、自分の中でかたちを変え続けて今も在るのを感じています。
このような大切な体験をさせていただき、本当にありがとうございます。
三浦善貴 20才 北海道出身
一言で表すと最高の冒険でした。
はじめての経験が沢山あり、自分にはどんなことができるのかを知る機会でもありました。普段の生活からではなかなか考えられないことを考える時間や、自分たちがどうすれば前に進めるのかを試行錯誤するのが楽しく記憶に残っています。また辛い場面も何度かあり、その困難を乗り越えるための工夫をできた経験も、これからの生活でも役立つと思います。この経験を糧に自分はこれからも考えること、行動することを続けていきます。
柏倉陽介 プロカメラマン
憧れの冒険家と30日間同じテントで生活すると言う、信じられない旅でした。
思いがけず、凄く年下の仲間たちができたというのは、僕にとって人生の宝です。
荻田泰永 北極冒険家
誰も大きな怪我をせず、大きな凍傷にもならず、病気にもならず、無事に終わり、安全に帰って来られて良かったなと思っています。
12人と言う人数は初めは多いな、大丈夫かなと、不安も多かったのですが、いざ始まってみたら12人がしっかりと周りのことも気遣える、良い仲間になったんじゃないかなと思います。この12人で1カ月半同じ生活をすることは、もう人生において2度と無いでしょう。この1カ月半が今後の人生にとってどんなものになるのかは、みなさん次第。行為に意味を持たせる必要は全くないけれど、必ず意味に気付く日が来ると思う。
1カ月半いろいろありましたけど、お疲れ様でした。