スタートから17日が終了。天候はくもり、気温マイナス18度。この日も前日同様、荻田は先頭をメンバー達に任せ、ペースや進行方向も彼らが決めたとのこと。苦労したところもあったようですが、23km前進しました。
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今日も一日荻田さんは前には立たずに、自分たちで向かう目印を決め、ペースも自分たちで管理しながら進みました。
序盤はペースが早すぎて隊が分離する場面もありましたが、後半にはみんなのペースが合っていくのが分かりました。
しかし、後半は向かい風が強くペースを落とさざるを得ませんでしたが最終的な距離は23キロと悪くない記録でした。
写真は気象班。北に9キロ進むごとに雪のサンプルをとり、毎日20時頃に水のphと電解率を計っています。(報告:小菅史人)
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本日は通信状態が大変悪く、20分ほど繋がったり切れたりを繰り返しました。現地の声はこちらに届いていますが、こちらの声が北極に届いていない状態が続いたため、また通話時間を無駄に消費するのは得策ではないと判断し、この日の交信は切り上げました。テキストでの報告と最低限の現地情報は確認出来ましたので、現在の状況は把握出来ています。
本日の日本側の交信は齋藤に担当してもらう予定でしたが、上記のような理由で、残念ながら上手くいきませんでした。次に担当する5月1日には、正常に通話が出来ることを願っています。
「北極と通信することの難しさを感じました。それでも声が聞けただけで良かったです」(齋藤)
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SH (木曜日, 25 4月 2019 13:55)
進行方向からペース取りまで仲間たちで自主的に決めているわけですね。この冒険がさらに高い次元に進んだようで頼もしく読みました。皆さん全員が同じ方向を向けていますか?いよいよ冒険も終盤を迎えるわけですが、一人ひとりにとって素敵な冒険になりますように。