スタート11日目。天候は晴れ、気温マイナス11度。前日に補給地・キキクタルジュアクに到着しているメンバー達は、終日この村に留まり、この先の行程の準備に充てました。午前9時には、前もって補給用に準備し、オタワから発送していた荷物が到着。日本事務局にも現地の航空会社から、同様の連絡(メール)がありました。その後はそれらを開梱し、今後の行程に合わせ整理を行なったようです。
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今日はキキクタルジュアクで滞在。明日からのクライドリバーに向けて英気を養う日になりました。
これからの行程は今まで以上のものとなるのが予想されるので、新たに身を引き締める必要がありそうです。写真はテントとキキクタルジュアクの村です。(報告:小菅史人)
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キキクタルジュアクは、人口500〜600人ほどの小さな村です。https://en.wikipedia.org/wiki/Qikiqtarjuaq
生活が営まれている場所には、充分とは言えないかもしれませんが、一応の施設が揃っています。久しぶりの世界に戻って来たメンバー達に、例えば「スーパーマーケット」はどのように映ったのでしょうか?インターネット環境を、どう感じたのでしょうか?
キキクタルジュアクでの滞在(とは言っても変わらずテント泊ですが)は、一日のみ。明日にはゴール地点のClyde River(クライドリバー)に向けて、再び歩き始めます。ここから先は完全に海氷上を進むことになるため、氷の状態の見極めが大変重要になって来ます。また明日から2日ほど、天候がやや崩れる予報も出ています。無理することなく、冷静に判断をしながら、残り約400kmの行程を進んでほしいと思います。
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SH (金曜日, 19 4月 2019 19:05)
近くに民家があるというだけで、写真を見ているだけなのに安心感を覚えます。笑 北極圏という厳しい環境の中でも人間は生活しているんですね。皆さんも色々な感慨があったことと思います。