スタート9日目。天気はこの日も崩れることなく、気温はマイナス11度。定時の午前9時に徒歩行を開始し、17時30分頃まで移動。前日から18km前進しましたが、海氷上を歩いているため、また足元の状態によってコース取りを変えるため、実際は矢印で示したよりも長い距離を歩いています。
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今日はひたすら海の上を歩く一日でした。途中アザラシが呼吸をしたり、日向ぼっこをするための穴を見つけました。また、遠くの方に狐が動き回るのをみたり、ホッキョクグマの足跡が多くなってきたりと、動物たちの痕跡が多くなってきたと感じました。
明日キキクタルジュアクに着きたかったのですが、雪面の状況により迂回を余儀なくされました。明日の到着は断念しましたが、明後日の早い時間には着けるよう頑張りたいと思います。写真は西郷・大和田ペアです。(報告:小菅史人)
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本日のレポートは、引き続き小菅が担当。日本を発ってから3週間、冒険開始から9日が経過し、さすがにメンバーにも疲労が見られるようです。ただ体調を崩しているものはいないとのこと。昨日小倉も言っていましたが、当初は多いと感じていた行動食も、今では足りないくらいになって来たとのこと。身体が極地環境に慣れて来た証拠でしょう。また動物の存在を確認出来るようになって来たとのことですが、スノーモービルの跡も増えて来ていて、人間の存在も感じるようになったそうです。
補給地・キキクタルジュアクへの明日の到着は見送りましたが、スケジュールが遅れた訳ではありません。むしろ予定よりも少々早いくらいです。送られて来るメンバーたちの画像を見ると、大分顔つきが変わり、野性味が出て来ました。村では久しぶりにメンバー以外の人々と関わることになりますが、彼らがそこで何を感じるのか、とても興味があります。
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SH (火曜日, 16 4月 2019 12:11)
海氷上だと目標地点まで真っ直ぐ行けるとは限らないのですね。改めて北極圏を冒険する大変さに触れた気がします。さすがに疲労もたまってきたでしょうから、キキクタルジュアクで良いリフレッシュができるといいですね。頑張って!
ヤギ マネージャー親 (火曜日, 16 4月 2019 20:25)
ヤギ とても元気です。そちらの方では、草が無くてヤギは生きていく事が出来ないですね。帰りを楽しみに待ってます。ヤギ メ〜コ �