スタートから5日目。この日も天気は崩れることはありませんでしたが、気温はマイナス18度まで下がったとのこと。午前9時にキャンプ地をスタートし、16時半に歩行終了。前日のキャンプ地から19km進行し、テントを設営したようです。
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今日は湖からスタート。ここからは下りがメインになってきます。湖を抜けると、急な岩場の下り坂。みんな、自分のソリに後ろから襲われないように注意しながら進みました。
お昼過ぎに難所を抜け、そこからは緩やかな上り下りが続く、開けた谷を抜けました。
みんなのペースが徐々に合ってきて、大幅に列が広がることもなくなってきました。全員北極の地に体が慣れてきたようです。今日の画像は安藤、飯島です。(報告:小菅史人)
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本日の交信には、最年少メンバーの池田がゲストで登場。入浴ができない、と言う19歳女子らしい悩みを話してくれました。また雪が深くなると、隊列の前方と後方のメンバーの負担が大きく変わってくると教えてくれました。前方の人ほど雪をかき分けなければならず、後方の人は踏み固められたルート上を進めるため、後の方ほど歩行が楽になるとのこと。隊列の順序は特に決まっていないそうですが、14名と言う大所帯ならではの興味深い話です。
今のところ今後1週間、大きな天気の崩れはなさそうです。場所によって足元の変化はありますが、無理のない程度にペースを維持して前進してほしいと思います。
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SH (金曜日, 12 4月 2019 11:34)
皆さん北極圏の環境に慣れてきて、チームの息も合ってきたようで頼もしいです。大所帯ならではの苦労もあると思いますが、大所帯ならではの解決策もあるのでしょうね。