この日でついに標高2000mを突破。急な上りになっているところもあるようですが、足元の状態が悪くないため、ペースが落ちず順調です。あと50kmほどで中間地点からゴールまでの約半分地点、つまり全行程の3/4の地点に到達とのこと。いよいよ佳境を迎え、ゴールが現実的になって来ました。
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グイグイ氷床を登っている。陽が差すと、広い氷床が緩やかに隆起しながら上昇しているのがよく分かる。急な斜面ではサスツルギが発達し、足元の雪は半分氷化したような状態になっている。これが堆積して氷床になっているのだなぁと実感する。
今日は標高2000mを越えた。夕方に辿り着き、いまキャンプをしている場所は急な斜面を過ぎて、一度平らな平野のような場所。先はしばらく平坦に見えるが、すぐにまた登り始めるだろう。
明日も頑張ろう。今日も一日無事に歩けて幸せだ。
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サスツルギとは『雪の表面が、風で削られてできた模様のこと。 風の吹いてくる方が鋭くとがり、風の向きにそってなだらかに伸びているので、その形から風の向きが分かる(南極辞典より)』というもの。南極点に向かって歩いている間は常に向かい風(カタバ風)なので、サスツルギは綺麗に同じ方向を向いているようです。
傾斜のキツいエリアはまだしばらく続きそうですが、南緯88度を越えたあたりからは、ゴールまでほぼ平坦になるようです。次の目標を南緯88度に設定し、決して無理はせずに進んで行ってほしいと思います。
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永沼陽一 (日曜日, 24 12月 2017 11:43)
今日もお疲れ様でした。今日はクリスマスイブ!よいクリスマスお過ごしください!単独無補給なのでプレゼントはゴールしてからですね!いつも応援しています。
シュレスタ (日曜日, 24 12月 2017 12:13)
一日、無事に歩ける事が幸せ。本当そうですね。とにかく、いつも読んでます。
この先もどうか無事で、素晴らしい冒険を!
渡部拓 (日曜日, 24 12月 2017 16:08)
荻田さん、いよいよですね!
毎日チェックしてますよ。
体調に気をつけて頑張ってください。
応援してます!
佐藤泉(恵庭市) (日曜日, 24 12月 2017 22:01)
この地球の南の尖りの2,000mまで上がったのですね。
行くのも大変、登るのも大変。困難さの想像がつきませんが、
周到な準備があってこそのことだと思います。
まだ早いですが、到達の日が快晴だと良いですね。
フレーフレー!!